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ブランド里いも
2014.09/09 (Tue)
ふくの地区は、どうして里いもが有名なのでしょう。
里いもの歴史
【ふくの27市場】から発送する里いもは、
南砺市福野の焼野地区でつくられたもの。
享保5年、加賀藩から種芋が譲渡され、
栽培が始まったと伝えられているそう。
排水良好で、肥沃な庄川の沖積土壌であった焼野地区。
里いもの栽培には、ぴったり。
(つまり、水の流れが大変よかったので、
湿地を好む里いもに適した土壌だった、ということ)
国の指定
とってもおいしかったので、特産物として
加賀藩に上納されていた焼野の里いも。
昭和47年には、「国の産地指定」を受け、
いまも、全国各地の方に、愛されています。
いもにょう
「いもにょう」
なにかというと、『雪』のこと。
焼野地区では、冬の間、
いもにょうと呼ばれる雪でおおったワラの中で
里いもを栽培するのだそう。
写真が用意できなかったので、図で表すと、

こんな感じ。
冬の焼野では、こんなのが、
畑のいたるところに見られる、のかもしれません。
果報は寝て待て。
なんとなく、そんなイメージ。
この過程を経ることで、
焼野の里いも独特の、
粘りけと甘さが、ひとつひとつに、共存するのです。

ブランド里いもの告知でございました。
では、また。



